弁護士費用の相場は

では実際のところ弁護士費用の相場というのはいくらくらいのものなのでしょうか。人身事故といっても程度はさまざまですので、自賠責保険の範疇(120万円)で済んでしまう程度のものであれば、よっぽど過失割合などの面でもめた時以外はわざわざ弁護士に相談するということもないかもしれません。しかしそれを遥かに超えて額が高くなってくるとやはり弁護士にしっかり相談して対処するという選択になるかもしれません。

相手方の保険会社が提示した慰謝料の額に納得がいかず弁護士に相談したところ1000万円ほどの慰謝料の額が適正だと言われたとしましょう。裁判の結果無事に1000万円の慰謝料を勝ち取ったとして、弁護士に費用として支払う金額はどれくらいなのでしょうか。

これは弁護士によっても違いますし、必要になってくる手続きや仕事によっても変わってきますが、概ね8%~10%ほどが妥当なところのようです。上記のケースだと80万円~100万円ほどを弁護士に支払うという計算になります。金額が大きければ大きいほど弁護士に支払う金額も高くなりますが、それだけ弁護士に頼んで勝ち取る意味も金額も大きくなります。人身事故の示談で悩んでいる人はぜひ気軽に弁護士に相談してみましょう。

弁護士に相談

アメリカではよくお抱えの弁護士がいたりなどという時は話を聞いたりするかもしれません。しかしわたしたち日本人のほとんどの人にとっては弁護士の存在というのはそれほど身近なわけではありません。弁護士に相談すると聞くとなんだかかなり敷居が高いことのように感じる人は少なくないでしょう。

しかし最近は世の中で起こるさまざまな案件、例えば過払い金請求などの面で弁護士の無料相談が用いられることが多く、少しずつ「弁護士に相談する」ということ自体に慣れてきている人もいるかもしれません。交通事故の示談交渉も弁護士に相談して物事を進めていくほうが安心です。

弁護士の専門分野は人それぞれさまざまです。交通事故のことで弁護士に相談する場合は交通事故の示談の扱いに慣れている弁護士を探して相談するようにしましょう。相手保険会社との煩雑なやりとりや手続き、そして交渉を代理としておこなってくれますし、自分だけだと相手に言いくるめられてしまうかもしれない局面でも、法の知識を持った弁護士に代理になっておいてもらえれば、損害賠償金の額などについても適正な価格で交渉をすることが可能になりますのでぜひ利用したいところです。

人身事故は一大事

事故に遭うのは嫌なものですが、現実問題これだけの車社会になると、毎日いたるところで自動車事故が発生しています。多くの場合、軽微な事故ですが、重大な人身事故も日々発生しています。日本ではほとんどの方が強制加入の自賠責保険だけでなく、任意加入の自動車保険にも入っているはずなので、実際に事故が発生した場合は保険会社任せになることがほとんどだと思いますが、ケースによっては単純に保険会社とのやりとりだけでは済まない場合もあります。

たとえば自分が人身事故の被害者になって責任の割合も0対10で完全に相手方が悪い場合などは、基本的に自分側の保険は使用する必要がないので、人身事故の加害者側の保険会社と自分とで話し合いが進んでいくことになります。

保険会社の担当者はその道のプロですから、こちらが思いもよらないことを言い出す可能性もあります。簡単に言うと事故後のケガの治療として通院している時などに早期の治療完了を促してきたり、損害賠償金や慰謝料の面でこちらが納得いかないような額の提示や説明をしてきたりするかもしれません。「こんなもんなのかな…」と諦めてしまう前にわたしたちの側ももっと知識ある専門家に相談することが大切です。今回はずばり人身事故で示談が発生した時に弁護士に相談するということについて考えてみましょう。わざわざ弁護士に相談するメリットはどんなものがあるでしょうか。費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。